ANA国内線【PR】

建築家展2010開催中です














オープニングコンサートの「幸+福」さん


イタリアでご活躍中の加納達則さんの講演会

# by jia-ibaraki | 2010-12-01 14:24

「本当に」ひとに優しい街づくりセミナー+車いす体験会

「日本の街並みや建物は車いすのことを考えて作られていない!」
今回の企画はそれを作り手にも感じてもらいたいという車椅子バスケットボールチームを率いる斎藤信之さんの発案のもと行われました。
たしかに我々、設計をする立場の人間は「バリアフリー」というものを数値や図解で理解しているつもりですが、実際それを体験した人はほとんどいないことと思います。
自分の設計した廊下が広いのか狭いのか・・・そのトイレは使えるのか・・・
斎藤さんの体験談でいろいろなことを知りました。
例えば・・・
冬場にカーペットの上を車いすで移動すると静電気がひどいとか、
トイレは身障者用を作らずとも少し大きなブースを設ければ足りるなどなど。
外で食事をしたくても車いすで入れるお店はほとんどなく
「何を食べたい」ではなく「どこなら入れるか」が選択基準になること。
初めて知ることばかりです・・・
そして全員で街中へ・・・
車いすに乗るとちょっとした段差や凹み、歩道の傾斜が障害になります。
さらに歩道がないところでは行き交う車の高さが顔に近くて恐怖心すら芽生えてきます。
これでは出かけるのがイヤになる気持ちもわかりますね。
最後に自動車の乗り降りを見せてもらいました。
実際見てみるとドアを90度近く開けないと乗り降りできないことがわかります。
車いす用の駐車場でもけっこうぎりぎりですね。
ましてや普通の駐車場などにはまず停められません。
そんなことを知らずか、どこにいっても健常者が車いす用のスペースに駐車してしまう現状があります・・・悲しいことですね。

斎藤さんの言ったことでもっとも印象に残ったのは、
「車いすだから大変だねとかかわいそうとか思わないでほしい。これは障害でなくあくまで個性。背の低い人が本棚の本を取れない時に背の高い人に頼むことと一緒で、できない時にちょっと手助けしてくれればいい。過剰な補助はいらない。逆に平らな床のところならボクらは健常者よりも速く移動できますよ(笑)」

車いすが行動しやすい街や建物は普通に歩いても快適なはずです。
この体験を活かしてこれから設計していきたいと思います。(文:藤田直樹)

# by jia-ibaraki | 2010-06-06 18:00 | イベント

< 前のページ  次のページ >